実に大切なテーマになるが、学校における部活動との学習の兼ね合い、時間配分についての質問や相談。
一番多いのが、帰宅後はもうほとんど、体力的に学校の宿題に振り向ける時間すらないとの現実。
いつも申し上げているのは、その状況下で「部活動からの帰宅可能になる時間が早まる事が無い。」「そして学校からは継続的に宿題が出される。」「内申に影響するので部活動は辞められない。」それならば部活動を辞める事。
と推奨させていただいている。それでは内申が友人関係がと仰るご家庭に対しては、転校ないし、部活動を重視するような学校は受験対象校から外す様にと。実際に同じ悩みを抱えて、その上で”決断” した生徒は全て好転した現実がある。
一般論として、部活を辞めても、成績向上には結びつかないと申される向きがあるが、帰宅後にまったくにっちもさっちも状態の中で、どうやれって?と自分が生徒の通う学校に申し立てたいとの気持ちに駆られる事が多々。
そして、そもそも両立できる生徒、そうでない者が存在する中で、両立できている方を単純に優秀と決めつけられない事は言っておきたい。時間と身体のくつろぎを実感できる日に驚くほどの集中力で、学習に向き合える生徒も多く存在する。部活動に忙殺される状況下で、宿題を課してはならない。そして部活動は平日の何日までとのお達しも、無視され
完全オフ日すら与えられない中で、迎える定期テスト、実力テスト 「これでは何に頑張ったらいいんだろ?」との負のスパイラルから抜け出せない。そして一番いけないのはそんな、生徒に対して「がんばれ」「先生に聞けよ」の押し決まり。現実的に学校教師が部活動担当から外れたいとの話をニュースでご覧になる事が多くなった。しかし、生徒側の拘束され、学習に手が回らない話の方は封印されている。続きは今後したためて行く。